ワゴン型プリウスα発売5人乗りと7人乗り、納車に遅れも
トヨタ自動車は13日、ワゴンタイプのハイブリッド車(HV)「プリウスα(アルファ)」(排気量1800cc)を発売した。7人乗りの3列シート型と5人乗りの2列シート型があり、ガソリン1リットル当たりの走行距離は、ともに「10.15モード」と呼ばれる国の測定基準で31キロと、同クラスのガソリン車の約2倍。3列シート型には、小型で場所を取らないリチウムイオン電池を量産車で初採用し、室内空間にゆとりを持たせた。 3月の東日本大震災発生後、国内主要メーカーが発売する初の新型車。当初は4月下旬の発売予定だったが、震災の影響で約3週間遅れた。既に約2万5000台を受注済みで、電池生産などが追いつかない状況。納車は来年4月以降にずれ込む可能性もあるという。